サーマクールアイはサーマクールとどう違うのか。
そうご質問をいただくことがあります。
サーマクールは高周波を用いてたるみを治療する機器です。

サーマクールアイは同じ機器を用いますが、ハンドピース先端のチップを目元専用のものを取り付け処置するものです。つまり、サーマクールの目の周辺を集中的に治療します。
一般的なサーマクールのチップと比べ小さく（おおよそ5㎜くらい）設計されており、まぶたに照射します。

サーマクールアイは上まぶたを得意とし、効果を実感しやすい治療です。
眼瞼下垂の手術をするまででもないがまぶたが最近たるんできて重たいなと感じる方にサーマクールアイをお勧めしています。まぶたが軽くなります。

サーマクールアイは下まぶたにも照射しますが、下まぶたは割と強いたるみの方が多いため、照射することで引き締まりますが、劇的な効果は得にくい傾向にあります。
もちろん、「先生良かったです」とおっしゃって下さる方もいらっしゃいますが、経験上、上まぶたの方が効果を実感していただきやすいという感じです。

よく治療前に「失明などの心配はないか」とご相談されることがありますが、問題ありません。
治療前に保護用の専用コンタクトレンズを入れます。かなり厚みのあり、高周波が目を傷つけることの無いよう設計されており、目だけではなく角膜にも高周波が届かないようになっております。
ですから、目にダメージを与えることはありません。

熱を加える治療になりますので、副作用としては照射後、赤みが出たり少しむくんだ様な腫れが生じることがありますが、基本その日のうちに消えますし、腫れが生じない方も多くいらっしゃいます。
万が一、腫れが強く出た場合はご自宅で冷やしていただければ腫れはや赤みは早期に解消します。
つまり、長いダウンタイムが生じることはほぼない治療と言えます。
効果の持続性とインターバル（間隔）ですが、短くても半年ほどとなります。

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